このページは、2005年以降更新していません。
五線譜の下に尺八・篠笛ケーナ等の音符を振る機能は、オープンソースの五線譜作成ソフトMuseScore向けにプラグインとして新たに作成しており、より高機能です。2010-2014
MuseScoreで二胡譜 もあります。





少々内容が古くなっています。最新バージョンのMelody/Harmony Assistantは、改良されています。

$20のMelody Assistantを使ってMIDIデータから尺八用カラオケと譜面を作る方法

プラス $70のHarmony Assistantを使って五線譜の音符の下に尺八のロツレチと篠笛の数字譜をふる方法


←この画像は全てHarmony Assistant上で作成しました
修正履歴
2005.4.1 Melody/Harmony Assistant用音源CD GOLD Sound Base の新バージョン GOLD Sound Base 2 で尺八・箏・三絃が生音になりました。尺八の音は私です。 10月11日に、マイナーバージョンアップがありました。Harmony 9.0.4 / Melody 7.0.4 このページで指摘しているいくつかの点について改良されていると思われます。 どなたでもオンラインアップデートができます。メニューの イ ンターネットー>オンラインアップデート(スクリプトのInternet Updateとはメニューの場所もアップデートの内容も異なります。)
9.22 Win版のロツレチが表示されていなかったのは、表示画像の色がmillions of colorsであり、Winがこれをサポートしてなかったためだそうで、再度Scripts->Internet によってアップデートすることにより解決します。
9.21 今までWin版では、ロツレチ表示がされていませんでした。
9.21 フリーウェアとして配布されている「箏譜エディター」について解説を加えました。
9.10 例として黒髪を追加、その他加筆
9.09 数字譜などのリンクを追加
9.08 尺八のロツレチと篠笛の数字譜機能が、Scripts -> Internet Update...で利用できるようになりました。
9.02 楽譜用OCRのOMeRを試してみました。
8.31 音名の表示について。スクリプトの変更法
8.30 琴譜への対応について。
8.26 ロツレチ表示が、いちよう完成。
8.25 ロとツだけですが、表示できるようになりました。
8.24 Recorder Tablature.mysを修正
8.20 MyrScript,Lua言語に言及
2004.8.19 公開

このページでは、以下の2つのソフトを中心に紹介しています。
お金をなるべくかけずに、より尺八を楽しむのが目的ですので、お金をかけたい人には他のより優れた選択肢もあるでしょう。
尺八以外であってもPCを活用するあらゆる楽器奏者にとってコストパフォーマンスが抜群なソフトであるのに、他のHPや音楽雑誌でも全然取り上げられていないのは不思議だ!
20ドルで五線譜とMIDIの統合環境が得られるので、教育用、学生用にも適していると考えられます。

#MIDIデータをいろいろな面で活用することによって、楽器演奏の世界を広げたり、上達などの役に立てることができますが、今までは、高価なソフトまた は、複数の安価なソフトを組み合わせる必要があったり、Mac/Winで異なるなど、なかなか人に勧めたり説明しずらいものでした。最近、安価で統合環境 の整っている2つのソフトを見つけたことによって、Mac/Win両方に適用できるMIDI活用法を説明できるようになりました。

なお、記載に誤りがあるかもしれませんので、詳細はMyriadのHPでご確認下さい。

●Melody Assistant 20ドル
 MIDIデータの作成、読み込み、修正、カラオケの作成、五線譜の作成。サンプリング音を使った演奏などが可能。他。
 MIDIデータを直接AIFF,WAV,MP3ファイルなどに変換できます。

●Harmony Assistant 70ドル
 上記に加えて、尺八の指使い(その他リコーダー、フルート、ザフーン等多数)表示ができる。
(五線譜の下に尺八のロツレチや琴の一~巾、篠笛の数字譜を表示する機能を作者と私で検討中で、随時可能となる予定です。メニューのScripts->Internet Update...で新機能を組み込めるようになります。)
 自動伴奏等の機能や、スコア画面でのエディットができる。他多数。
 高機能なスクリプト言語のMyrScriptが実装されており、プログラミングによって機能の修正や拡張が自在にできる。

両方ともWin95~XP,MacOS8.6~X対応
※※ 現在配布されているWin版は、日本語版のメニュー等が全て化けますが、後述の方法で全て回避できます。




メロディー・アシスタント(Melody Assistant)は、20ドルまたは20ユーロのシェアウェア(日本からカードで買って手数料込みで$20)という大変安価で優れた楽譜作成、MIDI再生環境が統合されたフランス製のソフトです。
開発と販売は、フランスの Myriad Software社、1962年生まれのDidier Guillionさん(Macとインターフェース担当)と1967年生まれのOlivier Guillionさん(WinとWeb担当)の兄弟とSylvie Ricardさん(事務など)の この3名のチームによって行われています。メールで質問するとかなり早く返事が来ます。(日本語不可、英語可)


日本語にローカライズされたファイルをダウンロードでき、ファイルメニューのかなりの部分が日本語化されているのでわかりやすい。(英語の音楽用語は、以 外と知らないものです)英語のままの部分もかなり残っています。また、日本語フォントによってメニュー内の文字位置が若干ずれているようなところが時々あ りますが、Mac版では、使用上の問題はありませんでした。
フォントサイズを設定する部分で、フォントサイズの数字の一桁目が見えない問題は、次期バージョンで解消するとのことです。


Windowsでの文字化けについて

ダウンロード時に使用する言語を指定してからインストーラをダウンロードしますが、Win版は、日本語メニューが全て化けて表示されました。
起動時に、登録するかどうかを聞いてくるWindowが表示されます。これは、上から「注文する」「登録番号を入力する」「続ける」ですので、一番下を選 びます。次にVirtual Singerの登録をするかどうかも聞いてきますので、これも一番下の「Continue」を選びます。

起動後
Ctrl-Shift-G キーを押すと、"一般設定"(これはまだ読めない)の画面になります。
右側に7つの横に長い四角い色の付いたボタンがあるので、これを一つずつクリックして、7つ共、フォントをMS Gothicの10ポイントなど(いくつか試した中ではこれがいいようです)に変更します。

最初の起動時に使用言語を聞いてきますが、その後の変更は、Macでは、メニューのMelody->言語 で変更できます。
Winでは、メニューの?ー>言語 を選択します。


未登録状態の場合、印刷時に、登録を促す文字が楽譜に重ねて印刷されます。
MIDIデータから作成するオーディオファイルは15秒までに制限されます。
その他制限がありますが、ファイルの保存ができるので買う前にいろいろと試せます。
Kagiというカード決済を代行しているページ経由で購入でき、半日以内にメールで登録番号が送られて来ました。
カード購入には多少不安がありますが、Kagiでは数年前から数回購入していますが、今のところ問題は生じていません。



ーーーーーMIDIデータの入手(一般事項)ーーーーー



●ネット上で公開されていたり販売されているMIDIファイルを入手します。
 Googleで、曲名またはアーティスト名とMIDIなどのキーワードで検索すると、ユーザーが作成したMIDIデータが見つかることがあります。
 コマーシャルベースに乗る有名曲の場合には、MIDIデータを販売しているページを利用できます。

●一例としてミディパルでは、http://www.midipal.co.jp1曲210円で販売されています。
決済方法は、いろいろと提供されていますが、例えば、コンビニのサークルKなどで売っているWebMoney Card(2000円と5000円)を購入すると、記載されている番号をHP上で入力することによって、1曲ずつ購入できます。クレジットカードも利用で きます。このカードは、ローソン、ファミリーマート、スリーエフでは、設置されている端末でも買えるようです。
210円単位で使っていると、2000円をちょうど使い切ることはありませんが、残金が足りなくなった場合には、次のカードの番号を追加入力することに よって残金をゼロにできます。クレジットカード番号を入れるのはちょっと心配でも、最大2000円の使い切りカードならばかなり安心です。
伝楽堂"でも独自作成のMIDIデータを売っています。以前はMIDIPALで売っていたので買っていましたが、ここではWebMoney Cardが使えないので買わなくなってしまいました。

●海外の楽曲の場合には、この専用検索ページを使うと便利です。http://www.musicrobot.com/
 曲名または、アーティスト名を入れて検索します。




ーーーーーカラオケの作成法ーーーーー



ボタンやメニューの意味がわからない場合には、下部に表示されている黄色いウィンドウに解説が表示されますので、参照して下さい。

●まず、Melody Assistantを起動して、入手したMIDIファイルを読み込みます。
 ファイルー>取り込みー>Midi
  このとき、ファイルの拡張子が.mid となっていないとファイル選択画面に表示されません。

また、設定ー>一般設定ー>MIDI で「クオンタイズ設定画面を開く」を選んでおいた方がいいです。
そして、カラオケ作成に使うときには、「クオンタイズしない」を選びます。
デフォルトでは、「自動的に最小限のクオンタイズ」が選ばれていますが、このままですと、1/32分音符とか1/64音符などが消されたり、微妙なタイミ ングがずらされてしまい、聴感上もおかしくなることがあります。逆に、後述する楽譜の作成のときには、クオンタイズを行う設定にしておかないと1/64音 符・休符などが満載の譜面となって使いモノになりません。

●1尺8寸管で吹きやすい調に移調する。
 スコアー>調/調子
  [Fメジャー]、[Cメジャー]、[Bbメジャー]等と、
  [上に移調]または[下に移調]を選ぶ。

●1オクターブ上下に移動するには、
 スコアー>Fast Transposeー>twelve semitone up or down

●キーを決めるには、最高音と最低音が演奏可能な音域に入っているかどうかの確認も重要です。
 これを知るには、編集ー>検索文字列ー>Most treble note(最高音) または、Most base note(最低音)を選びます。すると音符に目印が付いて点滅して表示されます。
 複数パートのある楽譜では、希望パートを緑色に選択しておくと、選択した部分の中からの検索ができます。
 または、譜表ー>譜表のグループ のウィンドウで、必要でないパートのマークを消しておくと良いでしょう。

●ボーカルパートの音を完全に消すには、
 楽譜左側の緑スピーカーマークをクリックして赤色にしておくと音は出ない。
 オーディオファイルに書き出す時にもこの設定は反映される。

●ボーカルパートの音量を抑えて残しておく場合は、
 楽譜左側の緑▼マークからVelocityを選び表示させる。
  Velocityの線が表示される。
 編集ツールを表示させる。
  ウィンドウー>編集ツール
 鉛筆印を選んで、追加挿入モードにする。
  Velocityの線をいじって、音量を小さくする。

●カラオケをオーディオファイルとして書き出す
 ファイルー>書き出しー>Wav Windows または AIFF。
 このファイルをCD-Rに焼いて音楽CDとして利用できます。
 MP3に変換してiPodなどでも持ち運べます。
 (未登録版では、15秒程度しか録音できません)
 (#高音質で高圧縮なVorbis Ogg形式へも書き出せます)

●楽器を変更する。
 パート毎、任意の位置で演奏楽器を変更できます。
 パートの楽器を変更するには、楽譜左側のキーボードマークをクリックすると現れるウィンドウで設定します。
左側に楽器の種類が表示され、右側に個別の楽器が表示されるので、その中から選びます。
 楽器は、GM規格とGS規格の標準を全てカバーしているそうです。

●曲の途中で移調するには、
 パレット[その他のツール]を開き、##記号のマークをクリックし、開いたウィンドウ内で、
 転調したい調を選んだ後、楽譜に戻って転調したい小節をクリックします。
 未登録版ではできません。

●標準添付されている音源は、QuickTime音源などよりもかなり優れています。
他の音源としては、ローランドのソフト音源VSC-MP1(SC-88相当)定価8,925円
 http://www.roland.co.jp/products/dtm/VSC-MP1.html
Mac用ソフトMIDI音源ULTIMATE MUSIC PLAYER(2800円)
 http://ndevelop.zone.ne.jp/ump/UMPindex.htm
など他にもたくさんあります。

●発音がおかしい場合には、デジタル出力の設定をいじることで、緩和される場合もあります。
 
項目の意味がわからない場合には、画面下のウィンドウに説明文が表示されますので参照下さい。
また、楽器の種類、特に元データで、打楽器を10ch以外に割り当てている場合などは要注意。


ーーーーー楽譜の作成方法ーーーーー


通常の五線譜としては、このように綺麗なスコアを作成する機能があります。(HPにあったサンプルデータより)




MIDIデータを読み込むときに、メニューの
設定ー>一般設定ー>MIDI で「自動的に最小限のクオンタイズ」が選んであることを確認しておきます。
「クオンタイズしない」が選ばれていると、微少な長さの音符と休符が大量に表示されて実用にならない楽譜が生成されることがあります。

●楽譜は、折り返しがなく、横に長い状態でエディットすることになります。
入力、削除、移動、記号の選択などは、パレットを用います。
一度全てのパレットを表示して眺めてみると豊富な機能の一端がわかります。
ウィンドウー>パレットー>全てのパレットを表示

高品質な楽譜を作れるソフトは、他にもいくつもありますが、皆それなりに複雑で癖があり、聞き慣れない音楽専門用語も多いので慣れるには少々時間がかかることでしょう。




●パート譜だけを印刷するには、
 ファイルー>印刷ー>ファイル印刷オプション
  で必要なパート以外のマークを外して不選択にします。


 または、譜表ー>譜表のグループ を選んで、上記と同様に必要なパート以外をマークを外して不選択にします。  (こちらの方が妥当な方法でしょう)


●印刷サイズの調整は、総ページ数によって行うことができます。(他の方法もあるでしょう)
 ファイルー>印刷ー>スコア
  画面下に表示されるページ数を、1~2 とすると2ページに収まるような大きさになる。
  余白もここで変更する。

●スコアの楽器名を削除するには、
 楽譜左側の緑▼マークから[名前を変更]を選んで楽器名等を削除します。
他の方法
 楽器ー>譜表と楽器の関連づけ で楽器名を削除する。

●楽譜の中に文字を入れるには、
 ウィンドウー>その他のツールー>TXT




ーーー使い方についての補足(多くはHarmony Assistantに共通しています)ーー


●パート譜を作るもう一つの方法として、
 ファイルー>画像の書き出し
 画面下のオプションで必要なパートを選択

●小節の中の音符の位置を調整するには、
 [オプション]ー>[自動揃え] をオフに
 Altキー(MacではOption)を押しながらマウスで移動する。

●個々の小節の大きさを変えるには、ウィンドウの上の小節番号の区切り部分をドラッグする。
 このとき、縦に黄色い線の入った場所が、改行位置を表している。
 全ての小節を同じ大きさにしたい場合には、全体を選択してからこの操作を行う。

●音符の入力時に、Command(WinではCtrl)キーを押すと削除モードとなり、Option(WinではAlt)キーを押すと選択モードとなるので、いちいちパレットから選択しなくても済む。

●音符の棒の向きの上下を変更したり、隣り合った8分音符などの旗をつなげたいときは、
 音符をダブルクリックして [音符オプション] を開き、[一般]の中の
 [ぼうの向き][連桁する]を適宜選択します。
 逆に、4分音符をタイで結ばれた8分音符にしたい場合には、4分音符をダブルクリックした後[分割]で8分音符を選びます。

●1行が縦に場所を取りすぎていて、1頁に収まる行数が少なすぎる場合には、左端の赤い三角マークをドラッグして、1行の占めるスペースを調節します。

●音符を半音上げたり下げたりしたい場合には、セレクトツールでその音符を選択した状態(まわりを緑色にする)で、上に並んでいるマスターパレットの八分 音符の横に上矢印または、下矢印のついたボタンを押します。このとき、#にしたかったのに、一音上の音のbになってしまった場合には、音符をダブルクリッ クして、「音符オプション」の「一般」を開き、優先の臨時記号を"#"にします。

●音符の色を変えたい場合には、音符を選択してから、編集ー>アピアランスー>色 を選びます。
ここを見てわかるように、音程によって色分けしたり、臨時記号だけ色を付けるなどということもできます。

●架線上の高い音や低い音が入力できない場合は、左側の赤い三角とパートの区切りの位置を動かして、入力可能な五線譜の領域を広くします。
ーーーーー
●日本語が化けている部分がある場合には、その部分の設定画面を探し出して、フォントを日本語フォントに変更すると正常に表示されるようになります。
●最初の起動後に表示されるサンプル譜がメチャクチャな場合は、音符フォントToccataが正常にインストール されていない可能性があるので、下記からダウンロードして別個自分でインストールする。
MacOS8.6と9.2の場合には、インストールはされましたが、アプリケーションの再起動でなく、OSの再起動が必要でした。
Win http://www.myriad-online.com/fonts/toccata.ttf
Mac http://www.myriad-online.com/fonts/toccata.hqx

ーーーーー
●歌詞データを持っているカラオケMIDIファイルのKAR形式(拡張子がkar)の場合、ファイルを読み込んで、音符の下に歌詞を記入した楽譜が作れま す。(日本語よりも英語のカラオケファイルの方が多数作られています)(JASRACによる著作権料を払っていないHP作者への警告により日本の歌の MIDIデータサイトは非常に少なくなり、商業ベースに乗らないようなMIDIデータは入手困難となりました。)

●歌詞の文字サイズを変更するには、
 譜表ー>歌詞の編集
 または、
 緑▼マークー>歌詞の文字スタイル

ーーーーーーーーーー
●五線譜の下にギターのタブ譜などの表示もできます。ギターのチューニングは、好きなように変えることができます。

●サンプリング音源が使える。
 自分で録音した音を、音源として利用できるので、自分の音で演奏させることもできます。(未確認)

●生演奏や歌を録音したデジタル音声トラックをMIDIと同期させられる。(未確認)
●MTR的な使い方もできる。(未確認)

ーーーーー
●WinとMacの多くの機種に対応しています。
Win95~XP,
MacOS8.6~X
言語も、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、日本語に対応しています。

●日本語マニュアルも用意されています。少々古いですが、内容に変更はないようです。
 バージョン3.2(現在のバージョンは7.0.3)
 http://myriad-online.com/resources/docs/manual/japanese/index.htm
 同内容が、Melody Assistantの起動中に呼び出せるようになっています。
 このマニュアルでは、機能の説明と一緒に音楽理論の説明も一通りなされています。

●サンプル譜がたくさん公開されています。
 http://myriad-online.com/cgi-bin/pagewrap.pl?lang=EN&page=*/demos/demos.htm
 これを見るには、ブラウザのプラグインMyriad Music Plug-In
 をインストールする必要がある。
 このプラグインを使うと、Webページ上で譜めくりや音を再生したり、Melody Assistantで使用できるファイルとして保存ができる。

●ダウンロード画面で、チェックしておくと同時にインストールされるVirtual Singer($20)を使うと、カラオケをいろいろな言語で歌わせることができます。
 日本語では、パジャマという歌が3秒だけMP3で聞けます。
 http://myriad-online.com/en/products/virtualsinger.htm
 何回か機能に制限なく試用できるようになっていて、歌付きのカラオケというものも作成することができます。

●CDで提供されているSound Base GOLD ($30)を買うと高音質でMIDIが再生できる。
 サンプル音あり。1つの楽器に12音程度のサンプル音を使っているらしい。
 http://myriad-online.com/en/products/gold.htm

●英語版のチュートリアルビデオが109項目について公開されている。
 http://myriad-online.com/cgi-bin/video.pl?l=GB

●同シリーズにOMeRという楽譜のOCRソフトがあります。$20
 紙に印刷された楽譜をスキャナーでパソコンに取り込み、その画像からMelody Assistant用の楽譜データを作り出すソフトです。
 http://myriad-online.com/en/products/omer.htm
 他の同様のソフトと比較したことはありませんが、$20というのは他にはない安さだと思われます。 他のソフト(Composer's MOSAIC1.45)で作成した(USENのMIDIデータによる)中島美嘉の「雪の華」のボーカルパートの五線譜2種類を読ませてみました。Macの OSX版は、PDFファイルを読み込めるので、A4版1頁に11行表示したものを使いました。(楽譜の認識精度は、スキャンの精度にも大きく依存します。 200dpiなどの低い解像度や、わずかに斜めになっている等。PDFは理想的なスキャンデータかもしれません)1行の小節数は、デフォルトの状態で全 3.5頁、詰め込んで2頁のものの2種類です。
1頁に11行というのは、線と線の間が狭すぎて"データの質が大変悪い"という判断を下されますが、そのまま続けました。 1行に約2~3小節のものは、かなりの認識率で、実用になりそうです。曲の最初の4/4を#と誤認して全体がト長調になってしまいましたが、これは一度に直せます(本来はハ長調)。臨時記号の#とナチュラル記号は読み込めていました。
1行に数4~6小節詰め込んだものは、音符と音符がくっついている(音符の旗がとなりの音符にくっつきそうになっている)状態で、この場合は、認識率は非常に下がりました。
五線の中にあるタイやスラーには、対応していないとマニュアルにあるとおりダメでした。

読みとり後、
○ 緑色表示されている音符等は、正常に読み込めたもの。
○ オレンジ色は、チェックが必要なもの。ここまでは、Melody/Harmony Assistantに転送されて再生されますので耳で聞いてチェックできます。
○ 赤色は、削除した方が良さそうなもの。
です。


●●●●●●●●上位機能版のHarmony Assistantもあります。●●●●●●●●



Melody Assistantの上位機能 70ドル  http://myriad-online.com/en/products/harmony.htm

Melody Assistantとの機能比較は、
 http://myriad-online.com/en/docs/diff.htm
 Melody Assistantでは、楽譜のエディットを行う画面が、横に延々とスクロールする画面のみでしたが、Harmony Assistantでは、印刷イメージと同じ画面でエディットできる点が最も違います。
 特筆すべきは、楽器の運指図を音符の下に表示する機能を持っていて、5孔尺八の運指を示すことができる点です。
 使用法は、
 運指を表示したい音符を選択する。
 メニューのScripts -> Notation -> Staves -> Tablature for wind instrument..
 Shakuhachi 5 holes を選択する。
 ここで、Keyが八寸管のD4となっていますが、これをC4とすると、6寸管の運指となるなど、優れモノです。
 (下記のスクリプトのアップデートを行っていないとC4が8寸管になっているかもしれません。その場合は、指使いも少しおかしいはずです)
 他に、フルート、オカリナ、ザフーンなど多数の楽器の運指を表示できます。
 試用版でも試せます。(保存不可)
 後述するように作者と協力して運指の図だけでなくロツレチを表示するようにしました。篠笛の数字譜にも対応しました。
 これは、現在のバージョンのHarmony Assistantでもスクリプトのオンラインアップデート(メニューからScript->Internet update..)を行うことで使用できるようになります。(試用版でもアップデートできます)

購入時の注意:
Harmony Assistantを購入すると、Melody Assistantも使えるようですが、
Melody Assistantの購入者が、後からHarmony Assistantを購入する場合に、アップグレードのような割引はありません。
Order->FAQ参照
店頭販売せず、代理店は置かず、ネット経由の直販のみで経費をかけずにその分安く売るというポリシーのようです。
なお、Win版とMac版は、別料金、別IDです。
Mac版のOS9版とOSX版は、同一IDで利用できます。

..................................................
Harmony Assistant操作メモ(Meelody Assistantにも共通する内容も含んでいます)

Command-G のトグルスイッチで、Melody Assistantと同様の横スクロール画面になります。

Command-T のトグルスイッチで、コントロールハンドルが表示されます。
この時表示される黒三角▲をクリックしてメニューを出し、上から3番目の表示モードを選ぶと、譜表表示オプション画面となり、音符のサイズなどを変えられます。

スコアー>Page mode setupー>Force number of bar by line.(下の方)
によって、1行に表示する小節数を与えられます。

メニューのオプションの中の「自動揃え」と「編集を小節内に制限」が、日本語版では逆になっていますので注意が必要です。(連絡したら次期バージョンで修 正するとのことです。日本語版には、まだまだ問題がありそうなので、見つけたらためらわずに是非連絡して欲しいとのことでした。)


架線上の高い音や低い音が入力できない場合は、Command-Tでモードを替えて、左側の赤い三角とパートの区切りの位置を動かして、入力可能な五線譜の領域を広くします。
 →  → 

複数パートの五線を結ぶブラケットのデザインを変更するには、メニューの 譜表ー>譜表グループ を選び、下記の赤く囲んであるところをクリックしてみて下さい。 ブラケット付近をクリックする(場所が微妙ですが)ことによって、この画面を表示することもできます。
 

簡易チューナー: スクリプトによってチューナーが作られていました。メニューの「楽器」の一番下にある Instrument tuner... を選ぶと楽器用チューナーが起動します。スライドバーは、音量調整です。とりあえず左端にして雑音をカットするしきい値を最小にすると、パソコンの発する 雑音を拾って音程を表示するのが見えます。(コントロールパネルなどで音声入力が内蔵マイクに設定されている必要があります) スライドバーの下に、音程のズレがグラフ表示されます。詳しくは、スクリプトを開いてソースリストをご覧下さい。

運指を呼び出すメニュー(Harminy Assistant)




ちょっとおかしいところもある現在のバージョン(9.0.3)(2004年8月現在)での運指の表示(スクリプトのアップデートで解決済み)(Harminy Assistant)




ファイルRecorder Tablature.mysを修正しました。(ソースは、ページの最後)
とりあえず、これでいかがでしょう。



ロツレチ表示と篠笛の数字表示が、完成しています。

2004.9.8
以下は、オンラインアップデートを行えば利用できます。(メニューの Scripts->Internet Update...)

実用的に使えるように、指使いの表示なしで、ロツレチのみの表示もできるようにしました。

尺八の場合
 表示したい部分を緑色に選択してから、
 メニューのScripts -> Notation -> Staves -> Tablature for wind instrument..
 Shakuhachi 5 holes を選択する。
 ここで、KeyがD4(1尺8寸管)となっていますが、これをC4とすると、6寸管のロツレチになります。
 Bb3とすると2尺2寸管です。半角文字で手入力します。

 複数パートを表示している譜面では、パート毎に違う管のロツレチにしたり、譜面上の任意の位置を選択して、その部分だけを変更できますので、曲の途中での持ち替えなどにも対応できます。
 なお、ロツレチ表示後の音符の移動に対しては、リアルタイムに反応はしません。譜面をいじったら、その都度、必要な場所を選択してからスクリプトを実行し直す必要があります。
・フォントのデザインの多く(大甲等を除く)は、泉州工房提供のものを使わせていただきました。

つるさんの尺八教室で公開されている古典のMIDIデータから「黒髪」を読み込んで表示してみました。
●読み込むときにクオンタイズ設定を行い、なるべく希望通りに読み込めるようにします。

ここでは、grace note(小さく表記される装飾音符)をONにしました

OFFにしておけば、装飾音とならずに表示されます。
●次に、譜表ー>譜表表示モード で、音符を少し大きくしました。また、譜表名を削除しました。

●スコアー>調/拍子記号でb3つの調にします。(CマイナーまたはEbメジャー)
●Scripts -> Notation -> Staves -> Tablature for wind instrument.. で Shakuhachi 5 holes を選択して、ロツレチを表示します。
このとき、装飾音にもロツレチを振るために、Compute grace notesをチェックして、文字サイズを決めるスライドバーを最大の右端にしておきます。

●ロツレチを振った後に表示されている楽譜は、行と行の間があきすぎていると思われますので、Command-Tまたは、メニューの スコアー>Page mode setupー>Display control handles を選んで、画面上をコントロール用の表示モードにします。

図の短い赤い横線部分をマウスでつかんで上に移動すると、五線譜の行間を狭くできます。また、1行目の行頭が下げてありますが、これも2行目以降と同じ位置にすることができます。
操作中にロツレチの位置がずれることがよくありますので、その時は、もう一度Scriptを実行して下さい。
ロツレチの文字サイズは、少々小さすぎたようなので、この後の付記でスケールを/4から/3.5にして少し大きくしています。
なお、読み込み後に、音符には一切手を加えていません。


●● 付記 プログラミング経験のない方は読み飛ばしてください。
少々ロツレチが小さいとも言えますので、後述の方法でスクリプトを修正すると自分で文字のサイズを変更できます。
スクリプトを開いて、下記の場所を探します。
if(state>=SH and state
local name,tx,ty
name="images/Shakuhachi/"..(state-SH+1)..".pct" ここでロツレチの画像を与え ロは、3.pct
--tx,ty=Graph.GetPictureSize(name) --ではじまるのは、コメント行
--print(name.." "..tx.." "..ty)
tx=shakuachiXSize[state-SH+1] 画像を表示するx座標
ty=shakuachiYSize[state-SH+1] 画像を表示するy座標
tx=tx/4 画像の横サイズをスケーリング
ty=ty/4 画像の縦サイズをスケーリング
--tx=10
--ty=10
Graph.DrawPicture(name,left-2,top,left+tx-2,top+ty) 表示するコマンド
height=height+6
end

この中の、/4が縦横サイズのスケーリング・ファクターです。
この4を例えば3.5にすると、
tx=tx/3.5
ty=ty/3.5
#上記の黒髪は、3.5にしてあります。
#Didierさんの意向により4になっています。文字サイズを大きくすると隣と重なった部分が消えてしまいます。



篠笛の場合

 同様に、メニューのScripts -> Notation -> Staves -> Tablature for wind instrument..
 から、Shinobueを選びます。
 ここで、デフォルトのKeyは、8本調子の一の本来の音程"C5"となっていますが、1オクターブ下げて中央のドの"C4"から始まるようにした方が、通常の表記となるので良いでしょう。キーを Bb3 とすれば6本調子になります。
運指には、Bb4の0などの替え指は使用せず七のメリとしました。第3オクターブは上に点を振るようにしてあります。
この図で、半開孔の上半分が白くなっているのは、下半分が白くなるように修正済みです。
 上記の尺八の場合と同じ手順で六笨調子で「黒髪」を吹いた場合の数字をふったのが、下記です。ただし、数字の大きさは、スケールを/4から/2.5として大きく表示しています。近日中にこの修正を頼もうと思います。


尺八、篠笛共に、フォントのサイズなどの見やすさの問題、尺八は都山譜のみ、 篠笛の数字譜の表記法や指使いが流派などによってかなり異なるなど、細かい問題はたくさんあります。
プログラミングのできる人は、自分でスクリプトを書き換えたり、画像を入れ替えたり、また、開発者のDidier Guillionさんと連絡をとって対応してもらうなど(私も協力します)対処法はあります。さらに他の和楽器、民族楽器等への応用も容易ですので、利用 者が意見を出して作者と協力してソフトを育ててゆきましょう。


バグ

たまに行頭で、文字が大きくなってしまう現象が起きます。これについては、Didierさんに連絡済みですので、近日中に解決すると思われます。2004.9.11現在
21日現在、まだ解決していないが検討中、だそうです。




琴(箏)への対応について


Melody, Harmony共に、現状のTAB譜作成機能を使って、このような譜が作れます。
音符が入力されている状態で、 譜表ー>タブ譜ー>フレット楽器ー>その他 と選択して行くと、 「ユーザー定義楽器」の画面になりますので、ネック上のフレット数を2にします。(弱押しと強押しに対応)
このような設定にすると

春の海の冒頭部分は、このように表示されます。ここで問題点は、ギターなどの楽器と同じく、フレットを押さえた位置が優先されてしまい、開放弦があっても利用されないところです。

そこで、この部分だけでも、まともに表示されるようにこの場限りの修正で、フレットを1つ(弱押しのみ)とすると

が得られ、実用性は別として、間違いのない表示ができるようになります。

よって「開放弦を優先する」というアルゴリズムを加えてもらえれば使えるようになりそうです。(作者は対応できると言っていました。)
また、尺八の場合と同様に、糸の番号とフレット位置によって、一~巾 と ヲ、オ を五線譜の音符の下に表示すれば、琴奏者にとって実用的な機能となるはずですので、開発者と相談して実現させたいと思っています。
和音の場合には、縦に並べて表示、後押しや、すくい爪、サラリンなどは、省略することになるでしょう。
タブ譜は、弦の数が16までしか対応していませんので、このままでは十七絃には使えませんが、作者もタブ譜の弦を増やす予定はないとのことです。タブ譜で17も(13でも)弦があったらとても目で追うのは不可能なのでいたしかたないことです。


こんな感じに完成できればいいなあという、予想イメージ図です


....................................................................................................
以下には、参考のため、上記の過程で書いたものをそのまま残しています。


 Harmony Assistantには、組込用のスクリプト言語のLuaをもとにして作られた、MyrScript言語が組み込まれています。この言語によって、ソフト の中の多くの機能が実現されているようです。メニューの中で、先頭にSマークが付いているものは、スクリプトで書かれています。したがってそれらの機能を 書き換えることは容易です。MacではCommandキー(WinはAltあたりか?)を押しながらSマーク付きのメニューを選ぶとエディターが開いて ソースファイルの中身が見たり修正できるようになっています。
 スクリプト言語MyrScriptについては、ここに解説がありました。
 http://myriad-online.com/resources/docs/harmony/english/myrscript.htm
 メニューのScripts->About Scripts....を開くと説明があり、
 Script-> Developers Manual...に詳しい仕様が書かれています。MyrScriptは、Lua言語をベースに開発されたそうです。
 PDF化されたマニュアルは、ここにあります。400頁もあります。http://myriad-online.com/en/docs/preprinted.htm  インストールされているファイル Recorder Tablature.mys、Recorder.mycあたりを解読すれば、いろいろな応用ができます。
 運指は、http://www.wfg.woodwind.org/shaku/index.htmlを参照したそうです。

以下の一節は、MacとUNIXを少々知っている人向けの内容を含みます
MacOS9では、ファイルRecorder Tablature.mysは、ファイル検索すればすぐに出てくるので、修正も簡単です。
一方、OSXでは、ファイル検索してもヒットしません。フォルダApplicationsのHarmony Assistant Xの下の隠されたフォルダ Contents->MacOS->Scripts->Notation->Staves->Recorder Tablature.mys->Recorder Tablature.mysに隠れています。
これをMacOS上で表示するようにする方法は、わかりません。
File Buddyなどのファイルを扱うツールソフトを使うと表示したりコピーできます。
また、UNIXのコマンドラインで操作するTerminalを使うと、MacOSから見える"ApplicationsのHarmony Assistant X"は、アプリケーションではなく、ディレクトリであることがわかります。従ってcd コマンド等で上記のパスをたどるとRecorder Tablature.mysが見つかります。
OSXの場合は、このファイルを直接修正してもいいでしょうが、ソフト毎の個人設定が、ユーザーのホームディレクトリ(私の場合は、tacとしているとし て)の下に作られていますので、ここに修正したRecorder Tablature.mysやRecorder.mycを置けば、こちらが優先的に読み込まれるようです。
ディレクトリは、Users/tac/Doccuments/Myriad Doccuments/Settings/Scripts/Notation/Staves/Recorder Tablature.mys/
Recorder Tablature.mysは、行末コードがLFとなっており、MacOS9のCRとは異なりますので注意。行末コードをCRに変換しt修正し、そのまま使っていますが、問題ありませんでした。

音符の上に音名のC、D、E、F、G、A、Bを表示することもできます。
音符を緑色に選択してから、Scripts-> Notation -> Notes -> Display Note Names を選びます。すると

のように音符の上に音名が表示されます。
この位置ではちょっと見にくいので、音符の下に表示するように変更してみます。

※※※ 以下の変更方法については、細部の操作については省略しています。プログラミング等に自身のある方以外は、御注意下さい。※※※

Commandキーを押しながら、上記のスクリプトを実行しようとすると、スクリプトのソースが表示されます。
ソースの中から下記の部分を探します
-- Adds names
for i=1,n do
	DeleteTextOrnaments(symbolArray[i])
	str=StripOctave(symbolArray[i].Name)
	symbolArray[i].AddOrnament(ORNAMENT_TEXT,-3,offset+-3+9*(i-1),ORNAMENT_TOP_STAFF,false,0,ORNAMENT_VISIBLE,str)
	--print(i.."  "..str)
end		
そして、下記の1行を、横方向の位置をちょっと左にするため、-3を-4に変更し、縦方向の位置を下げるために-3を-60に変更します。

symbolArray[i].AddOrnament(ORNAMENT_TEXT,-4,offset+-60+9*(i-1),ORNAMENT_TOP_STAFF,false,0,ORNAMENT_VISIBLE,str)
この変更によって、下記のような音名表示が可能となります。
尺八用には、単音で良いので和音の場合には対応していませんが、この行をもう少々修正すればなんとかなるはずです。




Lua言語について(なかなか面白そうな言語のようです)下記参照。
プログラミング言語Luaの紹介
Lua 5.0 リファレンスマニュアル
RYOKO日記。 技術ー>Lua へ




尺八用指使いだけを修正する方法
(スクリプトのアップデートで、既に修正されていますので、必要ありませんが、御自分で特に指使い表示を変えたい場合の参考として下さい)

ファイルRecorder Tablature.mysの修正ヶ所は、下記です。2ヶ所を置き換えて下さい。
8寸管なのにキーがC4となっているのは、スクリプトのアップデートでD4に修正されます。


1ヶ所目、

function Shakuhachi(pitch)
	-- First octave
	if(pitch==firstNote) then    return  F,L,F,F,L,F,F,K end --C4
	if(pitch==firstNote+1) then  return F,L,F,F,L,F,F,D end --C#4
	if(pitch==firstNote+2) then  return F,L,F,F,L,F,F,N end --D
	if(pitch==firstNote+3) then  return F,L,F,F,L,F,H,K end --D#
	if(pitch==firstNote+4) then  return F,L,F,F,L,F,V,D end --E4
	if(pitch==firstNote+5) then  return F,L,F,F,L,F,E,N end --F4
	if(pitch==firstNote+6) then  return F,L,F,F,L,V,E,D end --F#4
	if(pitch==firstNote+7) then  return F,L,F,F,L,E,E,N end --G4
	if(pitch==firstNote+8) then  return F,L,F,V,L,E,E,D end --G#4
	if(pitch==firstNote+9) then  return F,L,F,E,L,E,E,N end --A4
	if(pitch==firstNote+10) then  return F,L,H,E,L,E,E,K end --A#4
	if(pitch==firstNote+11) then  return F,L,V,E,L,E,E,D end --B4
	if(pitch==firstNote+12) then  return F,L,E,E,L,F,F,N end --C5
	if(pitch==firstNote+13) then  return V,L,E,E,L,F,F,D end --C#5
	if(pitch==firstNote+14) then  return F,L,F,F,L,F,F,N end --D5
	-- Second octave
	if(pitch==firstNote+15) then  return F,L,F,F,L,F,H,K end --D#5
	if(pitch==firstNote+16) then  return F,L,F,F,L,F,V,D end --E5
	if(pitch==firstNote+17) then  return F,L,F,F,L,F,E,N end --F5
	if(pitch==firstNote+18) then  return F,L,F,F,L,V,E,D end --F#5 
	if(pitch==firstNote+19) then  return F,L,F,F,L,E,E,N end --G5
	if(pitch==firstNote+20) then  return F,L,F,V,L,E,E,D end --G#5
	if(pitch==firstNote+21) then  return F,L,F,E,L,E,E,N end --A5
	if(pitch==firstNote+22) then  return F,L,H,E,L,E,E,K end --A#5
	if(pitch==firstNote+23) then  return F,L,V,E,L,E,E,D end --B5
	if(pitch==firstNote+24) then  return F,L,E,E,L,F,F,N end --C6
	if(pitch==firstNote+25) then  return V,L,E,E,L,F,F,D end --C#6
	if(pitch==firstNote+26) then  return V,L,F,F,L,F,F,N end --D6
	-- Third octave
	if(pitch==firstNote+27) then  return V,L,F,F,L,E,F,N end --D#6
	if(pitch==firstNote+28) then  return V,L,F,E,L,E,F,N end --E6
	if(pitch==firstNote+29) then  return V,L,F,E,L,E,F,U end --F6
	if(pitch==firstNote+30) then  return F,L,F,F,L,V,E,D end --F#6
	if(pitch==firstNote+31) then  return F,L,F,F,L,E,E,N end --G6
	if(pitch==firstNote+32) then  return F,L,E,F,L,E,E,N end --G#6
	if(pitch==firstNote+33) then  return F,L,E,F,L,F,F,N end --A6
	if(pitch==firstNote+34) then  return E,L,F,E,L,F,E,N end --A#6
	if(pitch==firstNote+35) then  return E,L,F,E,L,E,E,N end --B6
	if(pitch==firstNote+36) then  return F,L,F,F,L,E,F,N end --C7
	if(pitch==firstNote+37) then  return F,L,E,F,L,E,F,N end --C#7
	if(pitch==firstNote+38) then  return F,L,E,E,L,F,F,N end --D8
end

2ヶ所目(ただし、この変更をするとリコーダーの運指表の方がおかしくなると作者から指摘されました。
この後、作者が新しくHSという尺八用に孔を半開した状態を表す変数を作ってくれたので解決しました。)

-- Half close hole top/bottom
if(state==H) then
	Graph.ForeColor(ColorPaintHole)
	Graph.PaintArc(left,top,right,bottom,90,-180)
	Graph.ForeColor(ColorFrameHole)
	Graph.FrameOval(left,top,right,bottom)
end



ーーーーー他のHPでのMelody Assistantの紹介例ーーーーー
インプレスの窓の杜での紹介他
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/03/30/melodyassistant.html

http://www2.ktplan.jp/~adv/macx/data/pickupx002.html
Gamba And Lotte :: Blog

他のソフトについて


尺八譜に関しては、五線譜だけでなく縦譜にも対応した「尺八くん」(松島、坪井、志村ら)がありますが、一般公開が望まれます。
http://www.ipsj.or.jp/members/SIGNotes/Jpn/18/2001/041/article003.html
http://www.ipsj.or.jp/members/SIGNotes/Jpn/18/2002/047/article010.html


箏譜エディターについて

伊藤穣 跡見学園女子大学文学部
日本音楽教育学会 2001年12月
情報処理学会音楽情報科学研究会 2004年8月
ここでは、箏譜エディターが公開されています。試用版フリーウェア Ver 1.1b

ちょっと使ってみてわかった部分での使用法の説明です。

kotofu1.0.zipをダウンロードして解凍します。
「kotofu1.0」フォルダの中の「箏譜でディター:試用版」フォルダの中の「Release」フォルダの中の KotofuEditer.exeを実行します。(アイコンは「試」)

起動すると宮城系の升目の入った譜面が表示されます。
キーボードの上の一列の1234567890-^\ を順番に押すと、一二三四五六七八九十斗為巾 が入力されます。
矢印キーで小節を移動します。
16分音符まで対応。Insertキーを押すと16分音符の入力モードとなります。
装飾音に対応。
o キーを押すと弱押し、強押し、押しなし と順番に変化します。
その他使える特殊音符は、
. ゝ 同じ音の繰り返し
k ヒ ひきいろ 弾いた後に柱と反対側の糸をゆるめる側にひいて音を下げる技法
l ツ つきいろ 弾いた直後に柱と反対側の糸を押してすぐに離す技法
; ハ 離し 押し手の音符の後に、弾かずに押しをゆるめる(離す)ことによって音程を変える技法
] △ 
[ △の中にv
z ページの先頭へ

和音を入力するには、左右の矢印を使います。扱えるのは三重和音までのようです。
扱える調子は、プリセットされている下記です。
平調子、雲井調子、中空調子、乃木調子、楽調子、ト音階、ペンタトニック、ハルモニックm
基音は、12音の中から選べるようになっています。
音を出さなければ、これ以外の調子であっても入力上の問題はありません。
このソフトで入力した楽譜をMIDIファイルに書き出せます。
入力した楽譜の音を出して入力を耳で確認することができます。テンポ設定可
箏譜エディタープログラム本体のあるディレクトリの一つ上のディレクトリに6個のサンプルファイルが置いてあります。
拡張子が、KEFとなっている「さくら.KEF」、「六段1.KEF」などのファイルです。
1頁以上の楽譜は作れないようです。
マウスクリックによって小節の直接移動はできず、カーソルによる上下左右移動のみのようです。



数字譜ソフトについて



中国では、かなり広範に使われていて、日本では篠笛、大正琴、ハーモニカなどで使われている数字譜は、簡便でわかりやすい楽譜です。
楽器によって少々の差異はありますが、篠笛への転用も容易ですので、いくつか紹介します。



数字譜S-Music(フリー):とりあえず入力して印刷する用途には十分で、最初にこの手のソフトを試すのにもよさそうです。(英語版のみ)HPに表示されている数字譜は二胡の名曲「二泉映月」です。ソフトの中のサンプルデータにもなっています。
 http://www.a1soft.com/smusic.htm

S-Music to MIDI(フリー):上記の入力データをMIDIデータとして書き出すソフトです。入力側もあるといいのですが(日本語)
 http://www5d.biglobe.ne.jp/~ryuho/erhu/

UG篠笛/二胡数字譜(製品):製品として売られているものなので、S-Musicよりも高機能です。今のところMIDI入出力はできません。(日本語)
 http://www.geocities.jp/ino_y/ugs/

数字譜フォント:数字譜の解説とフォントが公開されています。(日本語)
 http://www.snowdolphin.net/music_room/sujifu/suji_fu_index.htm

ハーモニカの数字譜作成法:Excelの枠をうまく使って数字譜を作成するテクニックが解説してあります。(日本語)
 http://www.miyasan.com/

大正琴の数字譜:プロの多くが使っている五線譜作成ソフトのFinaleはかなり高価ですが、これを使って大正琴を例に五線譜の下に数字譜を書くテクニックが、発売元によって紹介されています。(日本語)
 http://www.cameo.co.jp/finale/mm/tips/taisho.html


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2004.8.19公開 立花 宏
私は、Myriad社とは特に関係はありません。正規購入者(Melody Assistantを買ってからすぐにHarmony Assistant, GOLDBaseを買った)であって、尺八や篠笛などの和楽器をより楽しむために、優れたソフトを紹介し、ボランティア的に機能拡張を試みている単なる一 ユーザーです。

日常的に使っているのは、MIDI Graphy, Composer's MOSAIC ver1.45(free)無料配布は数年前に終わっています。, VSC-88他

Win用では、フリーのMusic Studio Producerが良さそうです。

追加(2010.2)五線譜の作成は、MuseScoreが大変優れています。オープンソースのフリーウェアで、Mac,Win,Linux版共に配布されています。
尺八のページに解説文書PDFを置きました。