尺八のホームページ 参考文献

本・雑誌等、積読も含め持っているもの
●山本邦山:五線譜による尺八教則本 全音楽譜出版2500円
      五線譜による尺八教則レコード CBS SONY 60AG322-4
●JOHN KAIZAN NEPTUNE:SHAKUHACHI 個人出版(英語)2000円
 (流派の違いや、日本独特の教授法等他の日本語の本に書かれていない内容がある)
●The SHAKUHACHI a manual for learning Christopher Y. Blasdel 音楽の友社 3500円
●大橋鯛山:岐路に立つ尺八 邦楽ジャーナル 2500円
 (現在尺八会は明治維新に次ぐ転換期にあり、このままでは衰退の一途をたどってしまうという危機感から書かれており、現状の尺八界の客観的な分析と批判をおこなっている。また、尺八界の第一人者数名との対談も本音で語られている。この様な成書は始めてであり、尺八に興味のあるものとして非常に興味深くかつ面白い内容.)
邦楽ジャーナル 邦楽ジャーナル社
 月刊誌、邦楽関係のコンサート情報、楽譜の出版情報、CD情報が得られる。特集記事や連載記事も面白い。邦楽界の変革をリードする雑誌。また、尺八工房の広告も多い。
●尺八のおけいこ NHKテキスト1982.4-9及び82.10-83.3放映 講師:山口五郎
 #再放送して欲しい!
●古管尺八の楽器学 志村哲 出版芸術社CD付き 5000円 地無し古管と現代管を科学的に比較検討し古管の魅力を検証。
●箏曲・尺八鑑賞入門 NHKテキスト1993.5.9-5.30 講師:久保田敏子
●尺八楽の魅力 横山勝也 講談社 1000円
●上参郷祐康:糸竹論序説−日本音楽論考自選集 私家版 5000円(目白工具店で購入)
 尺八に特に詳しい著者が、今までに発表した文章をまとめた本。
●安藤由典 ”新版” 楽器の音響学 音楽之友社 4500円 96.3初版
 新版となって尺八と箏が加わった。また、能管、三味線、琵琶も扱われている。
 尺八の理論的研究と銘打った訳の分からないものが多い中、本書は科学的見地から楽器の音や演奏法を解明している。
●邦楽・邦舞 竹内道敬、如月青子 岩波書店 2500円
 講演をまとめた本。古典邦楽の変化と現代邦楽について詳しい。
●邦楽用語辞典 田辺尚雄 東京堂出版 3000円
●邦楽家のための音楽理論 田辺尚雄 邦楽社 2800円
●江戸の音 田中優子 河出書房新社 1600円
 サワリについて。武満徹が対談で邦楽について多く語っている。
●点描 日本音楽の世界 久保田敏子 白水社 2200円
 数々のエピソードを交え日本音楽を知りたい人向けに.資料も豊富
●耳の中の地図 音楽を聴くこころ 梅津時比古 1800円
 日本人と西洋人の音楽の聞き方の違いについて書いてある。
●日本楽器の源流 国立歴史民族博物館編 第一書房 2500円
●邦楽 山川直治 音楽の友社 2000円
●日本楽器法 三木稔 音楽の友社 7500円 CD2枚付属
 和楽器の楽器としての性能を余すところなく述べた始めての書.
 作曲家向けに各楽器の音域、出しにくい音、音色の違い等が解説してありCDで実際に音を確認できる。
●日本音楽の基礎概念 日本音楽のなぜ 放送大学教育振興会(放送大学教材)竹内道敬 1850円
 日本音楽にはなぜ金属製楽器がないのか、なぜ指揮者がいないのか、流派の区別がわかりにくいのか...と、15項目について各テーマ10頁弱に日本音楽の特色を他の類書にはないほどよくまとまっていてわかりやすい。
 放送大学で繰り返し放映されています。
●音楽からみた日本人 小島美子著 NHK出版 870円
 日本人の音楽感、西洋との違い、特徴魅力を語っている日本文化論。
●ピアノの音色はタッチで変わるかー楽器の中の物理学ー 吉川 茂 日経サイエンス社 2000円
 著者は、横山蘭畝、勝也に師事、九州芸工大、玉川大学、東工大でオルガンパイプの自励発信に関する研究を行い、現在防衛庁技術研究本部勤務.尺八とフルートの鳴るメカニズムに関して詳しい解説があります。
●アジア音楽の世界 櫻井哲男 世界思想社2300円
●日本人のこころ 鶴見俊輔編 岩波書店 1900円
 永六輔との対談「歌を通して語る日本人のこころ」は、武満徹とすきやきなど、日本の旋律と心について興味深い
●日韓音楽ノート 姜信子 岩波新書542 640円
 韓国と日本の音楽や伝統について解説した数少ない成書.
 韓国の伝統音楽を理解したいと思って聞いてみてもよくわからなかったが、理解の助けとなった。
●音楽から見た日本人 小島美子 NHK出版 870円
 教育テレビの人間大学のテキストに加筆したもの。
 日本人と音楽の関わり合いを分かり易く解説している。現代邦楽の隆盛と停滞、沢井忠夫の97.4の逝去も扱われている。
●楽の器 藤井知昭、山口修、月渓恒子編 弘文堂 3610円
 尺八に関しては、瀬山徹が、「指に張りついた楽器」と題して、指を聞くという下りは印象的
 志村哲が、古典本曲の奏法の生成と変化について
 月渓恒子が、縦と横と題して東アジアの笛を尺八を中心として解説している。
 他に三味線、三線、琵琶や海外の民族楽器について書かれている.

●楽器カタログ 全音楽譜出版 無料 全148頁中尺八は1頁だけで木管が紹介されているだけですが、和楽器が多数(太鼓や擬音楽器なども)値段も書いてあり興味深い。

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