尺八スノーボーディングのすすめ

スキーは両手がストックで塞がっていますが、スノーボードではバランスを取るのには使いますが基本的にあいています。これで尺八を吹かない手はありません。日本のゲレンデに似合うのは、尺八の音色です。

方法
まず、転ばすに下りてこれる程度まで普通に練習します。
特に体の上下動と上半身の方向を変えることによってターンができるようにします。
次に尺八を持たずに両手を演奏時のポジションに固定して滑ってみます。ターンするときに腕でバランスを取ろうとしたり肩が大きく動くと演奏はできませんので、腕の動きでバランスを取らなくて済むような練習をします。
まず、ひざに両手をあてて滑ってみるのもいいかもしれません。
演奏に集中すると、危険ですので特にまわりに気を配って滑りましょう。
尺八には転んで投げだしても壊れないプラスティック製の「なる八くん」などが適当です。


1998年12月28日札幌ニセコ東山スキー場にて(富士山頂も経験しているなる八くんを吹く)
あまりにも緩斜面で迫力がありません。カッコつけたつもりが腰が引けて見えてしまった。
夕方で、マイナス15度くらいの中、グローブを外した指には、感覚がなかった。

2回目のスノボ尺八

1999年12月27日妙高山の赤倉スキー場にて同上の富士山頂とカヌー尺八を経験しているなる八くんを吹く。
約4分間にリンゴ追分と男はつらいよを吹き周りの注目を大いに集める。

ターン中も吹き続けている


誰もがこちらを振り返り注目する


スタート地点の赤倉観光ホテル。この倍程を滑った。後ろには同行のスキーヤーを10名以上を引き連れていている。大好評であった。
次回は滑りながら聞く世界初のゲレンデ尺八コンサートを企画予定
そのためには、カービングで静かに滑るか、消音ダンパーを付けた板を開発する必要がある。

強度の高い炭素繊維補強なる八くんの登場を望む!
スノーボーダーにとってゲレンデとゲレンデをつなぐ僅かな登りの緩斜面は大敵である。(片足を外して、また座り込んで板に装着せねばならないので)
しかし滑走時に無用のストックを持ち歩くのは邪魔である。そこで、滑走時の演奏に使えて、登り緩斜面では簡易ストックとなり無駄なく役立つスノーボーダー待望の「なる八くんスノボストック」の誕生が待たれる。
これの完成によって、近い将来、オリンピックの芸術系競技としても期待されるであろう。

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